begg

本ツールは、コピーした文字列をボタン一つでWeb検索できる検索ソフトです。
テキストエディタやWebブラウザ等、アプリケーションで文字列をコピーした際に検索ウィンドウが表示され、ウィンドウのボタンを押すことで、コピーした文字列でWeb検索を行うことができます。
検索対象となるWebページや、ウィンドウへの結果表示は外部のスクリプトファイルで定義することが可能なので、自分の好きなようにカスタマイズすることが可能です。
デフォルトでは英単語の検索や辞典の検索、商品の検索を行うスクリプトファイルを同梱しています。
同梱しているスクリプトファイルは自由に改変可能です。


ウィンドウの操作方法およびスクリプトを以下で説明します。

メイン画面


@検索入力
検索する文字列を入力する
文字列をコピーした際に自動的に入力される
Aお気に入り1検索
お気に入り1に設定しているスクリプトでWeb検索を実行する
Bお気に入り2検索
お気に入り2に設定しているスクリプトでWeb検索を実行する
C検索
任意のスクリプトでWeb検索を実行する
クリックするとスクリプト一覧が表示される
Dピン
メイン画面を隠さないように設定する
E結果
検索実行した結果を表示する
Fソース
結果に表示されているHTMLソースを表示する
スクリプトの動作確認用
 タスクトレイメニュー
■サイト表示
メイン画面より検索した際のページをブラウザで表示する
■ソース表示
メイン画面のソースの表示・非表示を切り替える
■設定
設定画面を表示する(詳細は後述)
■バージョン情報
バージョン情報を表示する
■終了
beggを終了する

設定[全般]


@お気に入り1
お気に入り1で実行するスクリプトを選択する
Aお気に入り2
お気に入り2で実行するスクリプトを選択する
B表示時間
コピーした際にメイン画面が表示される時間を指定する
Cフェードアウト時間
メイン画面が表示されて表示時間経過後、非表示になるまでの時間を指定する
Dマウスカーソル位置にウィンドウ表示
コピーした際にメイン画面が表示される位置をマウスカーソル付近にするか指定する
Eウィンドウ位置/X軸
メイン画面が表示される横位置を指定する
Dにチェックが入っている場合は無効
Fウィンドウ位置/Y軸
メイン画面が表示される縦位置を指定する
Dにチェックが入っている場合は無効
Gウィンドウ位置/幅
メイン画面のウィンドウ幅を指定する
Hウィンドウ位置/高さ
メイン画面のウィンドウ高さを指定する

設定[スクリプト]


@スクリプトリスト
scriptsフォルダに格納されたスクリプトファイルの一覧を表示する
ダブルクリックすることでスクリプト名を変更可能

設定[プロキシ]


@プロキシを使用する
プロキシサーバ経由でWebアクセスするかを指定する
Aプロキシサーバアドレス
プロキシサーバのアドレス(URL)を指定する
@にチェックが入っている場合に有効
Bプロキシサーバポート番号
プロキシサーバのポート番号を指定する
@にチェックが入っている場合に有効
Cプロキシユーザ名
プロキシサーバにアクセスする際のユーザ名を指定する
@にチェックが入っている場合に有効
Dプロキシパスワード
プロキシユーザ名に対応するパスワードを指定する
@にチェックが入っている場合に有効

スクリプト

スクリプトファイルはPascalScriptを使用しているため、Pascalの言語で記述します。言語の詳細についてはWebで検索してください。詳しく書かれているサイトがあると思いますので、ここでは省略します。

スクリプトで使用できる独自の変数・関数について以下で説明します。
使い方等については、付属のスクリプトファイルを参照してください

スクリプトで使用できる独自の変数
GetURL: Byte;
スクリプトファイル内で参照する

検索URLを取得するかのフラグ
値が1の場合、URL変数に検索URLを設定する
値が0の場合、SetResult関数で表示内容を設定する
CopyText: UnicodeString;
スクリプトファイル内で参照する

検索文字列
URL: UnicodeString;
スクリプトファイル内で設定する

検索URL
スクリプトで使用できる独自の関数
function GetHTMLCount: Integer;

概要:検索したページのHTMLソースの行数を取得
戻り:HTMLソースの行数
function GetHTML(AIndex: Integer): String;

概要:検索したページのHTMLソースの指定行数の文字列を取得
引数:AIndex - HTMLソースの行数を指定(0始まり)
戻り:HTMLソースの指定行数の文字列
function SetResult(const s: String);

概要:結果に文字列を設定
引数:s - 結果に設定する文字列
function Pos(const SubStr: String; Str: String): Integer;

概要:指定した文字列を検索する
引数:SubStr - 検索する文字列
   Str  - 検索対象の文字列
戻り:検索する文字列が存在する位置
   見つからなかった場合は0が設定される
function MidStr(AText: String; AStart: Integer;
  ACount: Integer): String;

概要:文字列から指定位置の文字列を抽出する
引数:AText - 抽出対象の文字列
   AStart - 抽出する開始位置(1始まり)
   ACount - 抽出する文字数
戻り:抽出した文字列
function StrReplace(const s: String; const Old: String;
  const New: String; AllRep: Boolean): String;

概要:文字列から指定文字を置換する
引数:s   - 置換対象の文字列
   Old  - 置換前の文字列
   New  - 置換後の文字列
   AllRep - 全て置換するかのフラグ
        Trueで全て置換、Falseで最初の一つのみ置換
戻り:置換対象を置換した後の文字列
function Upper(const s: String): String;

概要:小文字の英字を大文字に変換する
引数:s - 変換対象の文字列
戻り:変換後の文字列
function Lower(const s: String): String;

概要:大文字の英字を小文字に変換する
引数:s - 変換対象の文字列
戻り:変換後の文字列
function GetCodeSJIS(const s: String;
  const pos: Integer): String;

概要:指定文字のSJIS文字コードを取得する
引数:s  - 対象の文字列
   pos - 対象の文字位置(1始まり)
戻り:対象文字の文字コード(数値ではなく文字列で取得)
function GetCodeEUCJP(const s: String;
  const pos: Integer): String;

概要:指定文字のEUC-JP文字コードを取得する
引数:s  - 対象の文字列
   pos - 対象の文字位置(1始まり)
戻り:対象文字の文字コード(数値ではなく文字列で取得)
function GetCodeUTF8(const s: String;
  const pos: Integer): String;

概要:指定文字のUTF-8文字コードを取得する
引数:s  - 対象の文字列
   pos - 対象の文字位置(1始まり)
戻り:対象文字の文字コード(数値ではなく文字列で取得)
function GetCodeUTF16(const s: String;
  const pos: Integer): String;

概要:指定文字のUTF-16文字コードを取得する
引数:s  - 対象の文字列
   pos - 対象の文字位置(1始まり)
戻り:対象文字の文字コード(数値ではなく文字列で取得)
function TagConvert(const s: String; const Tag: String;
  const TagClass: String; const TagID: String;
  Delete: Boolean; const ConvStart: String;
  const ConvEnd: String; AllConv: Boolean): String;

概要:指定文字列のHTMLタグを変換する
引数:s     - 対象のHTML文字列
   Tag    - 変換対象のタグ
   TagClass - タグのclass指定(指定無し可能)
   TagID   - タグのid指定(指定無し可能)
   Delete  - タグ内の文字列削除フラグ
         Trueでタグ内文字列を削除する
   ConvStart - 開始タグの変換後文字列(指定無し可能)
   ConvEnd  - 終了タグの変換後文字列(指定無し可能)
   AllConv  - 該当する全てのタグを変換するかのフラグ
         Trueで全てのタグを変換する
戻り:変換後の文字列
サイトメニュー

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